「かとう」が辿り着いた場所
“仕事場”の顔をした“遊び場”
新宿の雑居ビルにぽつんとある事務所の一角。
そこが「かとう」がたどり着いた、最終地点。
小山の酒場をはじめとした、数々の通を魅了する店との縁が、ここに静かに息づいている。
仕入れのルートも、グラスの温度も、誰に教えるわけではない。
ただ、わかる人には伝わるものがある。
そして、それを一緒に味わえる相手がいるなら、十分すぎるほどだ。
営利目的ではないからこそ、できる“もてなし”がここにはある。
誰にも見つけられないままで、見つけた人とだけ、静かに続いていく。
遊びの先に仕事があり、仕事の先にしかない遊びがある。

なぜ会員制なのか
ここは「見つける」場所ではなく、「辿り着く」場所
表には店の名前も、看板も、宣伝もない。
ふらっと立ち寄って開いているような店ではない。
誰にでも開かれていないからこそ、守れる空気がある。
ワインの音を邪魔しない距離感、酒の話が通じる目配せ、
無理に盛り上げなくてもいい安心感。
それは、信頼できる人にしか出せない温度。
だからこそ、会員制にした。
広げるよりも、深めたい。
このバーは、「知っている」だけでは入れない。

Access
東京都新宿
【営業日時】不定期